貴方と共に最期まで生きる──それが私の夢でした。
著者: 櫻葉月咲
最新: 83枚目 微かな違和感
時間: 4 月 前
まとめ:
時代は大正初期。「来世こそ一緒に生きよう──必ず見つけ出すから待っていて、愛しい人」心から慕っていたその人は、桜が舞い落ちる日に息を引き取った。もしこの世に神が居るのなら私も一緒に連れて行って。何度願ったのか分からない。時は過ぎ去り、20××年。ひらり、はらりと桜が舞う日。今世、烏丸葵として転生した。高校2年に進級したある日。桜の樹の下で出会った少年は前世の夫───あれ、小さい?聞けば今の名は八坂麗というらしく、この春から小学生だという。葵と麗の、温かくも愛《かな》しい物語がここから始まる。現代と過去を行き来する物語主人公の過去からお送りします。※章ごとに視点が切り替わります。基本的に葵、麗の二人でたまに第三者。これらが大丈夫な方のみお進みください※