• そのお店は『骨董店』と言う名前の通り、見た目は、時代劇のドラマや映画のセットで見るような純和風。しかし、その『骨董店』は不思議な事にいつも突然現る――。しかも、売っているのは普通の骨董店で売っている様な掛け軸などではなく『不思議なモノ』ばかり。そして、そこにいるのは二人の少年と少女。しかし、その二人は、人懐っこかったり、洋風な雰囲気だったり……お世辞にも『骨董店』の物静かな雰囲気には、合っていな...
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  • 【続編連載中・第一部完結済み】お人好しパティシエがお客の悩みを癒す、おいしいヒューマンドラマ。中部地方にオープンした『魔法菓子店 ピロート』は、お人好しのパティシエ・蒼衣と、陽気な三十路のオーナー・八代の親友コンビが営む小さなお店。魔力のある不思議なお菓子『魔法菓子』を売るピロートには、友人関係や職場、家庭の悩みや困りごとといった「人生のつまづき」を抱える客が訪れる。星座が現れるチョコレートケー...
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  • 【地球】から資源が豊富な星【緑星】へ、芸術を学ぶため遠路はるばるやってきた森井瞳。そこではフクロウが店長をやっていたり、光る虫が空を埋め尽くしていたり、見たことない不思議で埋め尽くされていました。 ——行ってきます。成長するために。見守っていてくださいね。様々な出逢いと思い出を重ねて過ごす、優しく温まる物語。 ...
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  • 気が付くと彼女はするりと僕の生活に潜り込んでいた。ある医薬品メーカーの研究所で働く僕は、生来、人に頼るという行為が苦手な質だった。しかし、そんな僕をあざ笑うかのように、会議に実験、雑用と、日々の業務は降ってわく。それら全てを、独りで抱え込むというやり方でなんとか処理してきた五年間だったが、その代償に僕は、自覚のない心身の疲労を蓄積していたようだ。ある日、たまたまパントリーで一緒になっただけの、年...
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  • 宝飾品会社 志堂の経理部に勤める相沢睦希は、保育士をしている大学時代の友人 風間芽依と数年前からルームシェアをしている。気の合う女友達との二人暮らしは、楽で楽しい。勝気で強気で昔から惚れっぽい睦希は、失恋するたび高校時代からの友人である藤公惟(ふじきみつぐ)を飲みに誘って酔いつぶれるのが常。そんな睦希を自宅まで送り届けた事をきっかけに、芽依は、藤に恋をする。そんなある日、志堂の総務部の辻佳織の挙...
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  • 宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。 タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。 しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。 剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心...
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  • 【第2回ステキブンゲイ大賞三次選考通過作品】経営不振に陥った出版社を立て直すために、作家や編集者など有志が集って会社を買い取り、新たに作家エージェント会社として生まれ変った “㈱紡ぎ家”の、東京本社とは別に西日本在住作家を担当するため立ち上げた名古屋支店が舞台。主人公は元保険会社勤務から紡ぎ家に転職した三十八歳の紡木真純。声がアニメ声でチビのブサ面だが空手三段。作家に対して熱心なあまり、余計な仕...
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  • 大学生の俺は、まかない飯が絶品のカフェバー「ムーンサイド」でバイトをしている。ある日特別客としてやってきたダンディ紳士……彼は店長の副業『祓い屋』の依頼人だった!お祓いに悪戦苦闘する店長を見かねた俺は、思わず『お手伝い』してしまう。全く霊感のない俺は霊からの攻撃を感じることなく、あっさり悪霊を封印してしまった。「霊感がないって一種の才能なのかも知れないね」と店長に誘われ、祓い屋のアシスタントにな...
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  • 関東の海沿いに位置する古き良き時代の残る小さな街、金倉市凰船町。その街ではいつも不思議な事が起こる。魔女、悪霊、妖怪、宇宙人…。超常現象を専門とする便利屋「八咫超常現象研究所」に就職した湊景虎。今日も景虎と研究所のメンバーたちのもとに不思議な事件と依頼人が訪れるのだった。【1話あたり4000〜5000文字程度】※カクヨムコン8中間選考突破しました!!応援してくださっている皆様、いつも誠にありがと...
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  • フリーターのカズヤは、親戚にそそのかされて崖を買わされた。絶望していたカズヤの元に、魔王を名乗る少女ドナが。魔族でありながら不動産業を営むドナは、この崖を買って魔王城を建てるらしい。ついでに、カズヤも雇うという。カズヤは初仕事として、アンデッドゴーレム召喚士の部屋を探す。気に入った物件が見つからず、召喚士は難色を示す。カズヤは「崖に建設中だったダンジョンの一室を貸す」案を思いつく。魔王ドナはカズ...
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