• 幽霊や怪異、そういった普通でないモノに悩む者達のお話。 ある高校の女子生徒、『早瀬夏美』は常日頃から見えてしまう怪異の存在に怯えて生活していた。 彼らは何処にでも居る。 どちらを向いても目が合ってしまう。 そんな恐怖と共に、彼女は日常生活を送っていた。 そして同時期、彼女と同じ学校に務める『草加浬』(アラサー)も悩んでいた。 彼が、顧問として担当する部活『オカルト研究部(超常現象同好会)』通称オ...
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  • 冬野つぐみ。 人と接するのが苦手ながら優れた観察力を持つ女子大生。 彼女が住む町では、人が黒い水を残して消えてしまう連続行方不明事件が起こっていた。 物騒な事件ではあるが自分には関係ない。 人見知りな自分と似た親友、千堂沙十美と共に穏やかで幸せな大学生活を過ごしていた。 ――過ごせると思っていた。 ある日を境に沙十美は性格や行動が変わりだし、次第に離れていく二人。 沙十美の変化に戸惑いつつも、美...
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  • 高校一年生、田中武士はある日、血だらけハイキック・ガール(天然)に軍用オカルト兵器で心臓を突き刺され、不死身の体になってしまう。 その力は、本当なら世界を戦争の災禍から救う英雄に与えられる筈だった。 二丁拳銃のヤクザの息子(実は繊細)と、植物使いのゴスロリ少女(ロリっ子お姉さん)。 金髪グラマーのハーフ美少女(空気読まない)に、総理大臣の息子の元少年兵(極度のシスコン)。 血と刃と銃とオカルトの...
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  • 俺の異能は《深淵を覗く瞳》――身体能力、神経伝達速度、思考能力――あらゆる力を強化して、擬似的に世界をスローモーション化させる能力だ。魔眼を開いて異能を発動させた俺は、世界のルールを超越する。 異能は持たざる者にとって受け入れがたく、能力者の中には生まれた瞬間に社会のシステムから弾き出されてしまう者が一定数いる。それらが法の網の目を潜り、あるいは踏みにじり――社会の癌として存在する現代。 その社...
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  • 約千人の異能者が在籍する「学園」の卒業式は、全校生徒による殺し合いである。五名からなる最強のチーム「メテオ」。五十名からなる最大規模の「生徒会」。専守防衛に徹し情報を独占する「図書館」。ロシアの姉妹校からの「留学生」――様々な勢力が入り乱れ、たった五つの卒業枠を巡って殺し合う。全校生徒の半分、五百人の命が失われるまで。 ...
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  • 世界は超えるまでもなく、そこにあった。消えゆく人間。うつろう記憶。見えざる隷属。それでも「地球人」として俺たちが戦う理由とは、なんだ。 ...
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  • ――かつて、世界を導いた存在があった。彼らは強靭な肉体を持ち、神々の知恵と奇跡の力を操り戦った。すべては弱き人々を守る為、あるいは己の思想信条や信仰のため。いつしか彼らは「英雄(ヒーロー)」と呼ばれた。――二度の世界大戦が終わると、彼らはどこかへ消えた。助けを求める人々の声は、21世紀の世界で行き場を失った。だがまだ世界には、邪悪なる存在との戦いを続ける組織が残されていた。彼らは闇の魔術結社「ハ...
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  • 当たり前に人類が異能力を扱うようになった世界。この俺、暮木鈴人は少し特殊な体質の無能力者だ。 ある日の放課後。友達と帰宅している途中に襲撃を受けた。そんなことあるわけない? 厨二病も甚だしい? 俺だってそう思う。でも本当に俺たちは襲われて、その後にはおかしなことを恥ずかしげもなく言ってのけるゴスロリ少女に出会ったり、ちっちゃい少女にぶっ飛ばされたり、爆発したりしたんだ。 ──物語の始まりは、きっ...
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  • 維新後の新時代。高等師範学校で葵と佐久田は少しおかしな出会い方をした。教師を目指す同志として勉学に励み、委員活動に勤しむ日々を過ごすが、佐久田は出兵してしまう。時代は帝国主義。時代の流れに翻弄され、傷付いた二人が見た未来は――。*史実とは異なるため、異世界ファンタジー扱いです。この国のどこかであったかもしれない、と思っていただけたら万々歳。*明治・大正を参考にしておりますが、異なる制度や仕組みの...
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  • 【悪役令嬢でもなければ婚約破棄でもない、恋愛は好きだけどそれらに飽きた方にお勧めできる新ジャンル「異能系」恋愛小説】※気に入ったら☆付けお願いします。画面の☆をクリックもしくはタップした後の+ボタンをできれば3回押してください。その出身から「呪殺王」という不名誉なあだ名をつけられたアランドル王国の「実質的な」若き王、デニス=アランドルがエドワード王国と同盟を組むためにその特異な能力から「魔女姫」...
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