主人公の夏条透一は、【魔術を六つまでストックできる】との魔術が扱える。もちろん六つもストックできるため、幾つもの魔術を蓄積していた。それを得て【魔術業界】からは【魔術の天才】と呼ばれている。　そんな透一には聖也先生と言う師匠であり、彼の通う異次元に設立された学校の担任を務める先生がいた。【魔術業界】では序列二位に位置するほどの有力な魔術師で、そこらの奴らでは倒すのが困難とされる。　そんな聖也には広隆や転校してきた香織などと生徒が出来た。しかし、いつしか広隆と二人でどこか行方の知れない存在となり、冬となってその身を現す。　透一は二人が帰ってくるまでの間に序列三位や序列九位などの魔術師に面倒を見てもらい、新たな魔術を編み出した。それを錬成し、帰って来たライバルでもある広隆との実践演習で打ち破る。そして聖也は序列一位と序列五位を除く序列十位までのメンバーを倒していた。そこでまた序列五位と一緒に姿を消すのである。…続きを読む