歴史に、闇には蠢く立役者がいるものです。ふふふ。

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著者: 龍玄
時間: 4 月 前
まとめ:

歴史は必ずしも真実を語らない。闇で暗躍するため歴史に名前を残すことを拒む者。その者たちは金か権力、またはその両方を手にし、異才を放つ。ここでは信長・秀吉・家康の時代に寄り添い、影響を与えた男が主人公だ。その名を越後忠兵衛。堺の商人。鉄砲の価値にいち早く気づき、信長に取り入り、鉄砲を譲り受けると信頼おける職人に解体させ、部品を分散し製造させた。職人には何の部品かも知らせないで。巨額の富を得た商人たちは武士に金を貸し、政治にも口出しし始める。命を狙われるのも一度や二度ではない。商人たちは閻魔会を結成し、その力を巨人化させた。狙うは利権。しかし、時間は急ぎ足を好まなかった。忠兵衛たちは遠い未来の理想に向かって歩み始める。乱世から安泰。忠兵衛の半生を描く。

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