へんてこな勇者一行が世界支配を目論む宗教集団ナウマン教を倒しに行く物語です。・臆病で人見知りでブサイクで小心者の勇者・回復魔法を使えない下品で筋肉バカな汚れの僧侶・魔法を使えないから手品で戦う汚れの魔法使い・ちょんまげに和服姿で肩にアルパカの刺青をしている遊び人風の男という四人組のパーティです。まともキャラの妖精がひとり随伴しますが……。このおかしな勇者一行が世界征服を企むナウマン教を滅ぼすために旅立ち、滑稽な冒険を繰り広げます。語り手は謎です、一人称なのか、三人称なのか。※重複投稿しています。「小説家になろう」にも同じ作品を投稿しています。―――――――――10万字までのあらすじ―――――――――――　遺伝子研究によってナウマン象を蘇らせ、その力で世界征服を企む宗教集団ナウマン教。そのナウマン教を倒すためのパーティーを結成するための不人気な公募を通過した奴らが五人いた。そのうち一人はおそらくすでに死亡。四人パーティーなのに、五人選ばれたというおかしな状況のまま冒険が始まる。誰か一人が本来いるはずのないスパイかもしれないという疑念を抱えたまま。勇者　　→　臆病で小心者で不細工僧侶　　→　回復魔法を使えない筋肉バカ魔法使い→　魔法を使えない手品師？？　　→　アルパカの刺青のある江戸っ子の四人が冒険に出る。妖精がお目付け役として同行する。　途中で、ナウマン教の幹部3バカトリオと戦ったり、教祖ウマシカが契約したハエの悪魔や、ナウマン教が人工的につくり出した悪魔に遭遇したりする。また、ナウマン教と対峙する、4Kと呼ばれる四人の超強い奴らが支配する地域を通り、4Kに襲われたり、助けられたりしながら、ナウマン教の本拠地である風の谷を目指す主人公パーティー。4Kとは、かつてナウマン教を倒せると言われた最強のパーティーのメンバーのこと。4Kの圧倒的な強さを見せつけられ、主人公パーティーの面々に様々な思いが交錯する。　仲間の怪しい行動を目撃して不審がったり、誰がスパイなのか勘繰りあったり、一枚岩になれないまま、風の谷を目指す主人公パーティー。　一方で、ナウマン教は4Kを一人、また一人と葬り去り、着々と世界征服を進める。　ナウマン象が復活してしまう前にナウマン教を倒せるのか。ほぼ無敵のハエの悪魔を倒せるのか。本来パーティーにいるはずのない人物は誰なのか。いつの間にか一人行方不明。疑心暗鬼の主人公パーティーは風の谷へ到達し、クライマックスを迎える。　謎の解明は、最後の最後まで続きます。――――――――――――――――――――――――――――――…続きを読む