ちょっとした休日の、ちょっと変な古書店の話。

オリジナル 20K Active
著者: TsukaU
時間: 4 月 前
まとめ:

毎週の休日、セラは必ずその古書店を訪れる。王都の外れ、住宅地にまぎれた小さな古書店『妖精の止まり木』。およそ書店とは思えない店名と、知らなけらば通り過ぎてしまいそうなひっそりとしたその古書店には、妖精たちがいたずらで物を運んでくる(らしい)本棚があった。そこに流れてくる本は、普通の物とは違うちょっとしたワケがあるようで。店主であるシエナは今週も、その不思議な物と共に、常連で友人のセラを待つのだった。

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