ゴミクズどもに最悪のエンカウントを
著者: 和成ソウイチ@書籍発売中
最新: あとがき
時間: 4 月 前
まとめ:
主人公リェダは、かつて魔界において最強の魔王と怖れられた男だった。長き戦いで傷付き、孤独となり、人知れず朽ち果てようとしていたとき、とある老人に召喚され、救われる。それから約五年――魔王は老人の跡を継ぎ、孤児院の院長となっていた。個性豊かな子どもたちを護り育て、そして巣立たせることに生きがいを感じ、充実した日々を送る院長先生のリェダ――。しかし、それは表の顔。孤児院の子どもたちから笑顔が奪われたとき、彼は裏の顔を見せる。「ゴミクズの魔族よ。返してもらうぞ、我が子どもたちの魂を」魔族――魔界から人間世界にやってきたモノたちの総称。クズ魔族は、自分の利益のためだけに人間から魂を奪う。孤児院の子どもに手を出した魔族を、魔王リェダは決して許さない。魂を取り戻し、圧倒的な力で魔族を蹂躙する――それが、リェダの裏の顔だった。そんなある日。リェダの元に孤児院の教え子の少女フラーネがやってくる。リェダ至上主義と言えるほど心の底から彼を慕うフラーネは、『勇者』の称号を得るほど立派に成長していた。「魔族は私が根絶やしにします! だから安心してください、先生さん!」――リェダが魔族であり魔王であることを、彼女たちは知らない。これは、亡き恩師の遺志を継ぐ魔王が、自らの正体を隠しながら、子どもたちのため、その強大な力で鉄槌を下していく物語である。※※※↓↓こちらもよろしくお願いします!↓↓『追放? 俺にとっては解放だ! ~自惚れ勇者パーティに付き合いきれなくなった転生者の俺、捨てられた女神を助けてジョブ【楽園創造者】を授かり人生を謳歌する。俺も、みんなもね!~』https://kakuyomu.jp/works/16817330648551018422…続きを読む