国を追放された挙句に覇王となった男、四百年後の未来でも連合元帥になる

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著者: キロール
時間: 4 月 前
まとめ:

長らくお待たせして申し訳ありません。11月に更新再開し、週に五回、平日投稿で最後までいく予定です。来年一月中にはお話を終えることができるかと思います。<あらすじ>帝国将軍の家系ロガ家の嫡子ベルシスは、幼い頃から『社畜』なる労役者として生活する妄想を抱えていた。そんな彼は若くして将軍の座を引き継がねばならず、四苦八苦しながらその役目を全うしようとする。人と出会い、努力を重ねた結果、親友カルーザスと共に帝国の両翼と呼ばれるほどの将軍に成長を遂げた。だが、皇帝が崩御し、第三皇子が皇帝となってから雲行きが変わる。徐々に諫めを聞かなくなる新皇帝、諸国を暗躍する異大陸の大国の影、そして敗戦国から連行したはずの王妃がいつの間にか皇后に成り上がった事から閑職に回される。新皇帝が外交の席で魔王を侮辱し、戦に発展。親友の活躍で被害は最小限に抑えられたが、今度はそのカルーザスが投獄の憂き目にあう。ベルシスの激しい諫言でカルーザスの投獄は解かれたが、ベルシスは完全に新皇帝に疎まれてしまう。そして、魔王との戦いに和平をもたらした勇者一行の凱旋式の際にも、新皇帝が傍若無人な振る舞いをしたことにベルシスが激怒。結果、無能の上に口数が多い奴はいらんと帝国を追放される。しかし、それも帝国の力を削ごうとした異大陸の大国が仕掛けた策略だった。だが、おかげで勇者一行には感謝され、親族は反帝国を誓い、かつては争っていた筈の他国や部族までが力を貸してくれるようになる。最終的には魔王とも盟約を結び、ベルシスは反帝国の急先鋒となってしまう。その勢いはすさまじく、異大陸の策謀をはるかに超えた速度で帝国を脅かす覇者へと成長したベルシス。彼は忠誠と現状の狭間で悩みながらも、帝都を攻略する決断を下す。そして、戦いの終わりに待つのは、真に倒すべき敵の姿と数百年後の未来が待っていた。それはより複雑化した民族主義と近代戦略が跋扈する戦いの世界であった。反帝国を掲げた最初の戦いで矢傷を受けたベルシスが、過去を振り返る第一幕「帝国の両翼に至る道」追放後、勇者一行にも懐かれて魔王すら盟友となる一方で、親友との厳しい戦いを経て、皇帝を打倒し黒幕との決着をつけるまでの過程を描いた第二幕「追放の果て、覇王となりて」そのすべてが終わり覇者となったベルシスが、ある因縁により四百年後の世界へと赴き、宿敵との戦いに終止符を打つ第三幕「隻眼のウォーロード」の三幕構成。現在第三幕投稿開始。覇王になるも黒幕と相打ちになり、時空を超えたベルシスが近代戦に挑む。敵はオルキスグルブ王国の流れを汲み死霊術と工業革命で軍事大国と成り上がったタナザと言う国。周辺諸国をまとめ上げて、従兄弟甥が作ったカナギシュ王国を守るためにベルシスは連合元帥として戦の指揮を執る。更新頻度は週に一回月曜日更新予定…続きを読む

  • 第1話 追放将軍の逆襲
  • 第2話 矢傷を負い思い出す
  • 第3話 ロガ家の嫡子、老いた竜人と出会う
  • 第4話 ベルシスの根幹
  • 第5話 ロガ家の人々
  • 第6話 帝都ホロンへ
  • 第7話 圧迫面接?
  • 第8話 禍根残り
  • 第9話 友との出会い
  • 第10話 帝都のベルシス
  • 第11話 ローデンにまつわる不安
  • 第12話 道中
  • 第13話 不穏
  • 第14話 人質将軍ベルシス
  • 第15話 ベルシス、ボレダン騎兵を指揮す
  • 第16話 深紅の巫女
  • 第17話 警備隊への処遇
  • インタールード1 ファマルの決断
  • 第18話 軍団の編成
  • 第19話 ローデンの信仰
  • 第20話 捕縛令
  • 第21話 流れる月日
  • 第22話 東部へ
  • 第23話 茶会の席
  • 第24話 ナイトランドの老人
  • 第25話 三王国の侵攻
  • 第26話 策、不発
  • 第27話 カルーザス
  • 第28話 士は士を知る
  • 第29話 魔境
  • 第30話 ベルシスの改革
  • インタールード2 オーブリー・レグナルの改悛
  • 第31話 ささやかな遭遇
  • 第32話 影魔のメルディス
  • 第33話 忍び寄る凶手
  • 第34話 にじり寄る不安
  • 第35話 世代交代
  • 第36話 皇帝倒れる
  • 第37話 ゾスの嵐
  • 第38話 カナトスの再挙兵
  • 第39話 ベルシスの戦法
  • 第40話 交渉
  • 第41話 カナトスの毒婦
  • 第42話 帝都凱旋?
  • 第43話 祭りの最中
  • 第44話 杯を交わす
  • 第45話 暗雲
  • 第46話 カルーザスの帰還
  • 第47話 ガルドの丘の戦い、その顛末
  • 第48話 再びローデンへ
  • 第49話 和睦
  • インタールード 三柱神の勇者
  • 第50話 ベルシスの寛容
  • 第51話 布石
  • 第52話 情報の分析
  • 第53話 勇者との邂逅、そして……
  • 第54話 ナイトランドの八部衆
  • 第55話 怒りと絶望
  • 第56話 ロガ領へ
  • 第57話 過去と今
  • 第一幕最終話 レヌ川の戦い(上)
  • 第一幕最終話 レヌ川の戦い(中)
  • 第一幕最終話 レヌ川の戦い(下)
  • 序 カフェテラスにて
  • 第1話 戦後処理
  • 第2話 援軍を守るためには
  • 第3話 合流を目指して
  • 第4話 援軍
  • 第5話 ゾスの鈍い動き
  • 第6話 二つの敵
  • 第7話 襲撃
  • 第8話 アーリー軍団の解体
  • 第9話 見舞いと説得
  • 第10話 戦場はアルスター平原
  • 第11話 開戦
  • 第12話 夜戦の恐怖
  • 第13話 再びアルスター平原へ
  • 第14話 援軍
  • 第15話 それぞれの思惑
  • 第16話 決戦に向けて
  • 第17話 決着
  • 第18話 カナトスの事情
  • 第19話 情報と脅威
  • インタールード カフェテラスにてその2
  • 第20話 王となれ
  • 第21話 決断を他者にゆだねるな
  • 第22話 コーディとベルちゃん
  • 第23話 戴冠の意思
  • 第24話 隻眼の王
  • 第25話 ゴルゼイの教え子
  • 第26話 サンドラの献策
  • 第27話 内紛への介入
  • 第28話 内通
  • 第29話 クラー領の内紛の終わり
  • 第30話 後始末と新たな動き
  • 第31話 カナトスへの派兵
  • 第32話 帝国の猛攻
  • 第33話 帝都侵攻のススメ
  • 第34話 耐え凌ぐ
  • 第35話 光明
  • 第36話 逆撃
  • 第37話 焦燥
  • 第38話 流転
  • 第39話 停戦
  • 第40話 アーリー参陣
  • 第41話 参陣の理由
  • 第42話 周辺諸国との関係
  • 第43話 ナイトランドへ
  • 第44話 下準備
  • 第45話 順調な旅路
  • 第46話 謁見
  • 第47話 踊る外交交渉
  • 第48話 一時休憩
  • 第49話 交渉の本格化
  • インタールード 王宮の苦悩
  • 第50話 同盟締結
  • 第51話 同盟成立の衝撃
  • 第52話 寒波、来る
  • 第53話 軍師の忠告
  • 第54話 宣言と進軍
  • 第55話 帝国の布陣
  • 第56話 洞察
  • 第57話 カルーザスの思惑
  • 第58話 神算鬼謀
  • 第59話 撤退の決意
  • 第60話 撤退戦
  • 第61話 ベルシスの欠点
  • 第62話 勝敗の行く末
  • 第63話 野営地にて
  • 第64話 再起
  • 第65話 追い込まれた帝国
  • 第66話 皇帝出陣
  • 第67話 思わぬ伏兵
  • 第68話 奇襲
  • 第69話 勝利
  • 第70話 戦いの終わり
  • 第71話 グラード家の騒乱
  • 第72話 野盗の根城
  • 第73話 退場
  • 第二幕最終話 未来に生きる過去の覇王
  • 第1話 カナギシュ王宮のベルシス
  • 第2話 ベルシスの証明
  • 第3話 カナギシュの現状
  • 第4話 ルクルクス教授
  • 第5話 肩書
  • 第6話 王国元帥
  • 第7話 思わぬ余波
  • 第8話 グラードの名
  • 第9話 周辺国の奇妙な動き
  • 第10話 死人運用に対する疑問
  • 第11話 ローサーンの扇動者
  • 第12話 コーデリア・ロガ
  • 第13話 私物化
  • 第14話 対比としての白と黒
  • 第15話 連合軍元帥
  • 第16話 タナザのやり口
  • 第17話 連帯
  • 第18話 面談要請
  • 第19話 喧々諤々の面談
  • 第20話 タナザの初手
  • 第21話 タナザの行軍速度と援軍と
  • 第22話 越境攻撃は有りか無しか
  • 第23話 勃発
  • 第24話 勇者
  • 第25話 団結
  • 第26話 連携強化
  • 第27話 ジャックの講義
  • 第28話 訓示
  • 第29話 タナザの新兵器
  • 第30話 防御陣の構築
  • 第31話 霧の中で
  • 第32話 ガステア平野の戦い
  • 第33話 世論の流れ
  • インタールード 連合元帥ベルシス・ロガの命令書
  • 第34話 時代の流れ
  • 第35話 再会
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