ショコラティエの陽哉は、ある日突然店ごと異世界に転移してしまう。扉を開けるとそこは森の中。異世界人や神様のような存在が待ち構えているわけではなく、最初に出会ったのは黒いモンスターだった。襲われかけ危機一髪の所を喋る小鳥に助けられ、そのまま護衛してもらい森の中を探索する陽哉が小鳥に教えてもらったのは、神の実と呼ばれる果物。陽哉はその実から、その世界で奇跡ともいえるレベルのポーションを作り出してしまう。ショコラティエという名の凄腕ポーション職人となった陽哉は、様々なトラブルに巻き込まれていく。なぜか守ってくれるモフモフ達にも、そして陽哉にも、陽哉自身が知らない、秘密が隠されていて―――――。小説家になろうでも掲載しております。