実写化映画から、学んで喧嘩し、成長する。
著者: 郷倉四季
時間: 4 月 前
まとめ:
今回は、僕(郷倉四季)と倉木さとしで漫画の実写映画について好き放題に語る連載です。期間は2010年から2020年です。ここ数年、漫画原作の実写映画が増えてきました。もっとも多い年が2019年の47作。上映される度に「成功」「失敗」といった評価で分れてしまう実写化ですが、「観なくていい映画っていうのは一本たりともない」というのが、倉木さんの意見で僕もそれに同意致します。ちなみに、漫画の実写化の興行収入ランキング1位は海猿(4作品)で、242.1億円とのこと。漫画の実写映画化作品を売れているから、成功しているから見るというのは、あまりにも単純だなと思うんです。僕と倉木さんは映画評論家でも、批評家でもありません。ただ、作家志望として創作活動の中で、何十何百といった映画を見てきました。そんな未熟な僕らが、僕らなりに漫画の実写化映画の新しい視点、今までにない楽しみ方(地図)を提示できれば、これほど嬉しいことはありません。…続きを読む