最も厄介な敵とは――無能なハードボイルドだ

コメディ 60K Active
著者: 内田8
時間: 4 月 前
まとめ:

一言あらすじ無能な主人公の言葉を、周囲が深読みしすぎて名推理と勘違いする話です。長いあらすじハードボイルドな探偵に憧れていた青年は、一つの能力も持たぬまま異世界に飛ばされてしまう。異世界は、幼き少女が岩石を砕き、麗しき淑女がノリで山を吹き飛ばす修羅のディストピアで、最弱の烙印を押された青年の常識は一切通用しない。テレポートで密室犯罪が成立し、魔弾で殺せば凶器すら残らない。探偵を目指す青年にとっては悪夢のような場所・・・しかし、ハードボイルドな探偵に諦めという二文字は存在しない。(こうなったら意地でも探偵になってやる!!!)幸か不幸か、別世界からきたおかげ?で、世間と大きくズレた認識をもつ青年の言動は、周囲の人達をおおいに勘違いさせ本人の意図せぬまま数々の難事件を解決へと導いていく。いつしか青年の評判は帝国中に広まり、彼はこう呼ばれるようになった。『帝国一の名探偵』と(本人は気付いていない)…続きを読む

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