反魂の都で、弔いびとは生者と死者の声を聞く。

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最新: 用語解説
時間: 5 月 前
まとめ:

※【7/12】作品全体の細かい文章の修正を行いました。修正箇所はこちらをご参照下さい(近況ノート:https://kakuyomu.jp/users/Ankhlore/news/1177354054881378110)※【6/14】長くなったため、番外編部分を新規小説として分割しました。ご了承下さい。以後の更新はこちら:『インゴルヌカ短編集〝ネクロパンカ〟』https://kakuyomu.jp/works/1177354054881220305※【5/8】本編完結済み、番外編開始。どちらから読んでも大丈夫です。まっさらな魂が、亡くなった故人の記憶と肉体を得た「ゾンビ(偽生者)」に生まれ変わってしまう世界。世界最初にして最大のネクロポリス・インゴルヌカは、迫害された彼らの聖地となった。ゾンビをモデルに生み出された死体活性技術と、動く屍・ワイトは、インゴルヌカを産学連携都市として繁栄をもたらす。そんな町で、〝鎮伏屋〟サイゴはよろずワイト請負業者を営んでいた。今日も彷徨う死者を求めて、喪主(クライアント)たちは切実なる願いを託す。生と死をめぐるネクロパンク・ロマン、ここに開幕!■登場人物〝鎮伏屋〟サイゴ ……本編の主人公(狂言回し)。日系ゾンビの青年。四本腕の戦闘ワイト・エヴァネッセンス49を従える。ミリヤ・ハーネラ ……今回の喪主(クライアント)。フィン(ランド)系モータル(まだ死んだことがない人。つまり普通の人)の少女。ニフリート ……ミリヤの父、身長2m超えの美丈夫。十三年前に消えたフィン系モータル。ベムリ ……ニフリートの幼なじみ、訳あって人工声帯。白人ゾンビ。フィティアン ……外見年齢11歳のワイト専門医。多数のナースワイトをはべらせる。ゾンビということになっている。マキール ……違法ワイトを取り締まる霊安課の刑事、サイゴの友人。白人モータル。本編ではほとんど出番はないが、番外編は彼がメインキャラ。…続きを読む

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