好きだから、僕は君の告白を踏みにじることを選ぶ

青春 60K Active
著者: 白石 幸知
時間: 4 月 前
まとめ:

ある梅雨時の放課後、高校2年生の保谷凌佑は、幼馴染で同級生の高野梓に告白される。凌佑はその告白を受けるも、どこか不安な気持ちを抱く。自分たちが上手くいくかどうか、の心配ではなく、 ──梓が、また不幸な目に遭わないかどうか ということに対して。 凌佑の不安は残念ながら的中してしまい、ふたりが付き合い始めた翌朝、梓は信号無視で横断歩道に突っ込んで来た車に轢かれてしまう。 自分の無力さを呪いながら、凌佑は何度も使ってきたある特別な力を持つストラップに願いを込める。 ──お願いします、戻ってください。全部、なかったことにしてください。 気がつくと、凌佑の隣には事故に遭う前の梓がいて── これは、僕と君の過去と未来を巡る、20+1回に渡る告白の物語。※この作品は、2019年2月27日から2019年3月20日の期間に投稿した同名の小説を、賞の応募にあたって改稿・修正したものです。…続きを読む

  • 第1話 ……いたわ、こんな日に傘を持ってきている酔狂な奴
  • 第2話 どうしてって……そんなの……わかんないよ
  • 第3話 ……ごめん、多分一生忘れられない。
  • 第4話 やった。じゃあ、行きたい場所、考えといてね、凌佑
  • 第5話 ……痛ぇ……
  • 第6話 凌佑のバカ!
  • 第7話 誰が隠語で答えろと言った
  • 第8話 ……僕が気づいてないとでも思った?
  • 第9話 何年幼馴染やってると思ってるの?
  • 第10話 思い違いならごめん、だけど。
  • 第11話 おかげで灰色の高校生活が一瞬で青色になったよ
  • 第12話 ……本当? ……嬉しい、な……私
  • 第13話 ……また、なかったことにしちゃったな……
  • 第14話 ……いないよ。僕に、好きな人は
  • 第15話 ……だから、もういいんだ
  • 第16話 凌佑の幼馴染でいられて、私、幸せだった
  • 第17話 ……今の凌佑達の距離感、見ていて歯がゆいから
  • 第18話 この方が待ち合わせっぽいかなーって
  • 第19話 ……半日で終わっちゃうの、なんか物足りないなぁ……って
  • 第20話 ほんの少しでいいから、
  • 第21話 ご、ごめん、私、手汗凄かった?
  • 第22話 ……そんな、……そんな問題じゃないんだよ
  • 第23話 保谷が傷ついて一番悲しむのは、梓ってこと、忘れないでよ
  • 第24話 ……私といて、凌佑、楽しい?
  • 第25話 たかのあずさ:ごめんね
  • 第26話 ……ねえ。君も、もしかして──
  • 第27話 ……だって、僕も一緒だったから
  • 第28話 じゃあどうしろって言うんだよ
  • 第29話 全部……全部っ……嫌いなんだよっ……
  • 第30話 じゃあ、はじめては私のほうが先だね
  • 第31話 ……それ、凌佑が言う?
  • 第32話 ……これ以上、君の前で……死にたくないよ、私(加筆修正分)
  • 第33話 いいんじゃない? ボサボサの髪も似合っていると思うけど、私(加筆修正分)
  • 第34話 最初から、最後まで、全部、私だったよ(加筆修正分)
  • 第35話 ずっと、ずっと前から。伝えたかったことがあるんだ(加筆修正分)
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