必ず妻と子のもとへ帰るんだ!

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時間: 5 月 前
まとめ:

児童相談所に勤める安藤篤は、妻との間に一子儲けていたが、その子供は生まれつき体が悪かった。 篤の住む町では、黒くやつれた人のものと思われる死骸と、夫婦と思われる男女が頭に銃痕を残し死亡しているという事件が、複数件起きていた。 ある晩、担当の地区の住民から近隣の子が虐待を受けているのではという通報があり、篤は駆けつけるも、そこには生きた黒色の骸骨がおり、襲われそうになる篤だったが、部屋の奥にいた黒い帽子の人物が放った銃弾によって意識を失う。 目覚めると、そこはあの世と現し世の中間に位置する「狭間」という世界だった。  獄骸(ごくがい)という人間の成れの果てである怪物を駆除する仕事を請け負う老婆クミや、篤を誤殺してしまった巨漢のホーと手を組むことになる篤は、現し世へと戻る装置を動かすための燃料を、獄骸を倒すことで得られると知る。 獄骸を倒すに必要な超人的な力を「カラス纏い」になることで手にするが、篤のパートナーとなるカラス纏いは羽根が赤く、獄骸を人間として蘇らす力があった。 篤は宝石を獲得するために、「天獄」という世界へ赴くが、そこで様々な人の人生を垣間見ることになる。 果たして篤は妻子のもとへ帰ることができるのか。 戦士とありますが、バトルは大雑把な感じです。 連載終了。応援していただきありがとうございました! 一ページにつき、二千文字から三千文字、たまに四千文字越えます。※この物語はフィクションです。登場する団体名、個人名などは架空のものです。…続きを読む

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