飲み会の帰り道、道ばたに落ちている小さなドラゴンを見つけた夏越ユズハ。十数年前、空にあいた穴――通称『扉』から、異世界の生物が落ちてくるようになって久しい。恐らくこのドラゴンも『扉』から落ちてきたのだろうと保護し、持ち帰るユズハ。異世界からやってきた動物は異世界へ返さなければならない。けれど、どうやらドラゴンはユズハとずっと一緒に居ることを望んでいるようで。ドラゴンと一緒に動物園へ行ったり、フェンリルに威嚇されたり、異世界を案内されたり、はたまた誘拐されることも。異世界でも討伐対象兼高位生物として恐れられ、ほとんどチート並みの力を持つドラゴンに愛されながら、三ヶ月後に迫る異世界への帰還日まで、成長するドラゴン（人型）と共に一緒に生きる方法を探しながら過ごすお話です。ハッピーエンド予定。小説家になろうにも掲載しています。…続きを読む