奴隷の子ピグミは自傷癖のある青年クローサーに連れられ目的地に向かう。砂漠の地、ドワーフの村、エルフの村、生まれ故郷。新しい大地を旅するうちに学び、芽生えた青年への思い。それを拒絶する吟遊詩人の青年、悲しげな彼が自らの肉を傷つける訳は……