トランスジェンダーの揺れる恋心
著者: 綾瀬一浩
時間: 4 月 前
まとめ:
アヤカが小学生の頃から抱えていた「違和感」の正体は性同一性障害による心の病だと診断された。 奇異の目に晒されながら自分の居場所を探し続けていた彼女は、ある騒動がキッカケでLGBT先進国のタイで暮らすことを決意する。そして、逃げるようにして行き着いた先で見た光景は奔放に生きる「バンコクキッド」たちの姿であった。彼等との交わりの中で、アヤカは思いもよらない「運命の相手」との出会いを果たす。 トランスジェンダーの揺れる恋心を描いたスピンオフ小説、もう一つのバンコクキッドが今、幕を開けた!この物語は前作バンコクキッド1とリンクしながら進行するため、微妙な違いを楽しみながら読み比べていただきたい。 「バンコクキッド」とは、子供のようにピュアな部分を残す、あるいは大人になりきれない、欲望を抑えきれないといったニュアンスの、日本をドロップアウトしてバンコクで暮らす人々を指した筆者の造語である。※この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係がありません。また、小説投稿サイト「小説家になろう」にも重複投稿しております。新作UPのタイミングでつぶやきます。Twitter@BKK_KID2016…続きを読む