ボクは、好きになった人を消してしまうんです
著者: 海牛トロロ(烏川さいか)
最新: エピローグ
時間: 5 月 前
まとめ:
星川明は、ドッペルゲンガーだった。 誰かに恋をすると、段階的にその人になっていく。 第1段階、癖・口癖。 第2段階、趣味趣向。 第3段階、体質・声。 第4段階、容姿。 そして第5段階――人格。 この段階をもって、ドッペルゲンガーが好きになった相手は消滅。 ドッペルゲンガーも、元の自分の存在を忘れてその人に成り代わる。 そんな明に恋をしたのは、学校一の人気者、望月透子だった。 明のためなら、自分が消えてしまっても構わない。 それほどの愛を向けられ、閉ざしていた明の心にも徐々に変化が。 高校。一度きりの夏。 正反対の二人による禁じられた恋が――始まる。(※全9話予定)(※ガールズラブ要素があります。苦手な方はご注意ください。)