誰かを呪いたいのなら、きっとそれを叶えてくれる。代償は、己の死後の路。

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著者: 潮音
最新: 第3話
時間: 5 月 前
まとめ:

誰かを呪いたいのなら。町田の裏道にひっそりと佇む古風なカフェを訪れるといい。二階建てのモスグリーンの欧州風な外観の店で、カウンターに座ってマスターに一言。『メニューの13番』店の奥の小さな扉が開いたら、きっと望みは叶えられる。扉の奥から出てきた女性が、そっと微笑みこう告げる。「ようこそ、『呪殺委託執行社』へ」ただし、覚悟を決めなければならない。人を呪わば穴二つ。人を呪う代償は、貴方へ贈られる地獄への片道切符。

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