人は道を歩くだけで様々なriskに晒される。対面から歩いてきた歩行者とぶつかる。スマホの脇見運転の自転車が飛び出してくる。居眠り運転の車が突っ込んで来る。ボルトが緩んだトラックのタイヤが飛んでくる。この程度のことは当たり前だ。空から隕石が落ちて来る。空から人工衛星の破片が落ちて来る。水道管が破裂して水浸しになる。電線が切れて垂れ下がる。川が決壊して洪水になる。こんなことを考えながら歩いている人がいれば異常だ。本当に起こると考えていれば、怖すぎて外を歩けなくなる。だから人には、多分起こらないだろうと考える正常性バイアスという作用が働く。が、このバイアスは、本当に危険な時、dangerな時でも働く。結果、逃げ遅れ、災害に巻き込まれてしまう。だから、risk管理が重要になる。しかし、異民族から征服された経験が無い日本社会では、この意識が低い。低いが為に理解できず、未知の怖さに恐れおののき、排除するという選択を取るのだ。…続きを読む