コロナ禍不況の始まり。最中の僕に、愛の手を差し伸べてくれたのはお狐様!
時は2020年の春先……。そう、世界中だけでなく、日本国内でもコロナ感染者が徐々に増え始め。SNSのニュースやYouTubeno動画サイト等でもそろそろ騒めき始めた頃の、西日本のとある県から始める物語。24歳独身、相沢翔太は、そんな大変な殺人ウイルスが世にはびこる。起こるとも知らずに、脱サラをして自営販売業。キッチンカーによる移動実演販売業。スローなライフ、生活を始めるのですが。そんな彼が仕事を、会社を、自主的に辞めた。辞表を出し辞めた理由と言うのが、大変に情けなく。男らしくない。その上、余りにも世の中を舐めていると言うか? 大変に不純な理由な訳でね。そう、彼は、相沢翔太はね。年頃にも関わらず女性。若い女性の事が大変に苦手なのだ。もうそれこそ? 新妻、子持ちの人妻であろうとも女性アレルギーに近いくらい。若い女性は駄目! 苦手! なのに彼は? 自身の手で真心込めて焼き、接客をしないといけないソフトワッフルの販売を始めてしまう。せめて焼き鳥、豚串、牛串とか、たこ焼き、焼きそば、お好み焼き。リング焼、箸巻きにすればいいのにさ。若い女性が好みそうな『ソフトワッフルの実演販売をわざわざキッチンカーまで購入をして始めるのですが。先程も説明をした通りで、彼は若い女性が苦手な訳でね。若い女性のお客様が、彼の許へとワッフルの購入目的で来店しても慌てて雲隠れをおこない。若い女性のお客様が諦めて帰宅をされるまで身を隠す。だから翔太のお店は赤字続き。その上、日本の国内のニュースなどもそろそろコロナウイルスの件で騒ぎ始め出したので、翔太が販売をさせて頂いている道の駅の方も日ごとにお客様が減りつつある最中だから。尚更翔太のお店は、売り上げがあがらず火の車。だから翔太もキッチンカーでの実演販売をやめて、何処かの会社に再就職でもしようかと諦めモードの最中に、銀髪の髪色した巫女姿の少女が来店。彼女の出現で彼の、翔太の人生が大きく変わります。まあ、期限付き、コロナ禍、自粛規制の間だけですけれどね。…続きを読む