「申し訳ございません……」――謝る魔法使いには、いったいどんな事情があるというのだろう。ある日の朝、庭に落ちていた手紙を拾った王女様は手紙の呪いにかけられて、人形の姿になってしまいました。助けにきてくれたのは、王女様が大嫌いな魔法使いです。呪いをかけられてしまったのは、自分のせいだと話す魔法使い。謎に包まれた魔法使いには、何やら不思議な石の秘密が隠されているようで……。