祖に逢わば祖を殺し、仏に逢わば仏を殺す、ただ君に逢うたなら総てを殺そう
著者: 春小麦なにがし
最新: 141.逃避行四
時間: 4 月 前
まとめ:
2021/03/19 追記141話にて第一章終了です。第二章の内容は考えてありますが、更新は未定です。とりあえず新しい作品を書くつもりです、その作品が一区切りついた後に評価次第で続き書くか決めます。--------とある密命を帯びたくノ一の「桔梗」は、旅の途中で武芸者を名乗る「筆」という女と出会った。最初こそ桔梗は身を守るための護衛として筆に頼り、旅の友連れとなった二人であったが、桔梗のことをいたく気に入った筆は、彼女のことを守るために邪魔になる全ての者を切り殺していくようになる。追っ手の隠密――市中の自警組織――密命の邪魔となる暗殺者――街の任侠――里の忍者たち――まるで斬り狂いで、何かにつけて騒動を引き起こす筆に悩まされながらも、幾度も命を助けられることで、桔梗は次第と彼女のへと惹かれていってしまう。やがて二人の珍道中は、幕府の転覆を狙う暗躍と深くかかわるようになっていき――※基本的に、時代考証無視のとんでも時代劇です。ご了承ください。…続きを読む