なぁ、ニーア。俺が信じる歴史とは君があの異星の書架で綴ったものなのか?

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時間: 4 月 前
まとめ:

元宇宙航海士、今はアルコール依存症の、人生に希望をなくした男ゲイリー。彼は治療のため、遠い果ての星でのサナトリウムで療養を強いられる。その航路の途中で、宇宙船にアクシデントが起こり、彼はひとり見知らぬ異星に不時着する。そこで出逢った少女、ニーア。彼女は異星の森の奥で、本に囲まれてひとり静かに暮らしていた。ニーアは言う。「私はこの書架の番人」と。そしてゲイリーは彼女の正体が元人間のアンドロイドと知る。それも、ニーアは数百年前に地球を旅立った、人類最初の宇宙植民船「偉大なる開拓者号」の乗員だった。ニーアとゲイリー、さらには彼女の存在を知った地球政府軍の3者の思惑は、人類の宇宙開拓史と複雑に絡み合い物語を加速させていく……。※他サイトでも掲載しています。

  • 第1話 死にたがりの酔いどれ
  • 第2話 不時着するは緑の森
  • 第3話 天使のような君に出逢う
  • 第4話 欲望の赴くまま迷い込んだ先は
  • 第5話 全くもって君は天使なんかじゃない
  • 第6話 芳醇で甘いワインの香り、苦い過去
  • 第7話 四百年来の孤独な作業
  • 第8話 はた迷惑な話と助けは唐突に
  • 第9話 全くもって天晴れな君の勇姿
  • 第10話 重大な軍議はそ知らぬうちに行われている
  • 第11話 「偉大なる開拓者号」についてのレクチャー
  • 第12話 ピクニックとやらは陽気にやるものだが
  • 第13話 地下室に転がるは謎の日記
  • 第14話 取引という名の裏切り
  • 第15話 焔のなかに消ゆ
  • 第16話 自業自得と言われりゃそうだが、失意の帰還
  • 第17話 俺が何したっていうんだ
  • 第18話 街角にて胸をよぎる君の面影
  • 第19話 ボルフェンク・ペテルレ著『「偉大なる開拓者号」の惑星ノヴァ・ゼナリャ開拓に関する一考察』の抜粋
  • 第20話 俺としたことが、酒も飲まずに調べ物に励んでる
  • 第21話 ドーナツを囓りながら聞く、君への意外すぎる疑惑
  • 第22話 どいつもこいつも俺を騙しやがって
  • 第23話 君の生存を喜ぶ暇もありゃしない
  • 第24話 できればこんな形での再会はしたくなかったが
  • 第25話 ニーアは語る
  • 第26話 その肌から伝わる君の孤独
  • 第27話 君の物語を、俺は綴ろう
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