「先輩だったら忘れさせてくれる?」ドキンドキンと鼓動が速くなる――。
著者: あさの紅茶
最新: 一生離さない 15
時間: 4 月 前
まとめ:
「みんなは何歳で処女捨てたい?」高校生のときに友達が言った。『捨てる』という表現に嫌悪感はあったけれど、その事について誰ひとり指摘する者はいない。そんな言葉に騙されるなんて、思わなかった。同調圧力だったのかもしれない。真実はどうあれ、今自分のまわりにいる者たちの言葉が、世界の中心だった。それが後悔になるとも知らずに――。「俺はさ、過去なんてどうでもいいんだよね。今、目の前にいるリカちゃんが俺に笑いかけてくれる。それだけで幸せだなって思うんだよ」リカの心に灯る航太の言葉。心を溶かしていく魔法の言葉。*****このお話は他のサイトにも掲載しています