(むにむに)「ふはっ、お前ヤベーな!」「——……」(きゅん)

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著者: 冥沈導
時間: 5 月 前
まとめ:

【完結】等価交換という名の人質で、嫁ぐことになった獣人で小人族(ホビトン)の少女と。汚れていると嫌われ、窮屈な生活を送っているが、心は熱く優しい人間族(ヒューム)第二王子の⌘ぷにぷにむにむに、ちょいもふ異世界恋愛ファンタジー⌘ あらすじ。 異世界『ムルメル』。 ここでは、三つの種族が暮らしていた。 土木や農作を得意とし、力はあるが知能は低い巨人族(ジガンテ)。 魔法を使え、知能は高いが、力は劣る小人族(ホビトン)。 両方を兼ね揃えている、人間族(ヒューム)。 小人族(ホビトン)は、魔法で作物を育てようとしたが、上手くいっていなかった。他の種族の国から、食物を分けてもらう、買いに行く、など色々と手はあるものの、変な所が意地っ張りなため、それもしていなかった。 苦肉の策として、力も知恵もある人間族(ヒューム)に、人材派遣を頼んだ。 人間族(ヒューム)のトップ、王族が出したのは条件付きでの許可だった。 それは、派遣するのだから、そちらも人を、第二王子に嫁げという、理不尽な等価交換。 第二王子は、何故か王家に嫌われているという、三種族共通の認識があった。 そんな嫌われ王子の元にやってきた、小人族(ホビトン)と獣人のハーフ、マル。 マルはガツンと言ってやるつもりが、第二王子の優しさと魅力に一瞬で絆される。 そして、新しい生活を送ると共に、王家の問題を解決すると、より良い国にしてやると、決意するのだった。 …続きを読む

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