金属の消えた世界×ボーイ・ミーツ・ガール

Other 50K Active
著者: 蒼蟲夕也
時間: 4 月 前
まとめ:

最終戦争の終結から、百年の歳月が流れた。 人類は今、かつての戦いの後遺症に悩まされている。 彼らの手から取り上げられたのは、”銃”と”鉄”。そして、”機械文明”。 世界はいま、かつての戦争兵器、――”人造人間”によって管理・運営されていた。 ここに、その役割を奪われた組織が存在している。 国民保護隊、中部方面軍第三師団。あわじ駐屯地。 祖国の法に基づいて、国民の盾となるべく編成された、――れっきとした軍事組織だ。 この春、晴れて配属されたばかりの新米隊員、小早川キミタカ三等陸士はいま、ひどく退屈している。平和に慣れた現代に、働く意義を見失っていたのだ。 そんなある日のこと。 彼の元に、とある”人造人間”が現れる。 アカネと名乗ったその娘は、百年前の戦争の生き残りだというが……?

Top