決して交わることのできない愛のために、倭建(ヤマトタケル)は旅だった

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著者: 西尾 諒
時間: 4 月 前
まとめ:

古事記異伝の二つ目はヤマトタケルノミコトの話です。小碓と言う名であった彼がなぜ倭建と名乗るようになったか、それを叔母であり二人目の伊勢斎宮となった倭比売命との運命から書き下ろしました。爾来、古事記において悲運のカップルは同じような名前で書かれています。速総別王(はやぶさわけのみこと)と女鳥王、軽太子王と軽大郎女のように。ヤマトタケルが東征するときに伊勢を訪れた話は良く知られていますが、彼は叔母から何を受け取ったのでしょうか。

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