理数系の少年少女、浦島太郎の秘密に迫る

ライトノベル 20K Active
著者: 広瀬涼太
時間: 4 月 前
まとめ:

「浦島太郎って知ってる?」ある日の放課後、「俺」は同じ部の女子、沖浦数葉に唐突にそんな事を聞かれる。浦島太郎を巡る、めんどくさい少年少女のめんどくさい会話劇。以下、電撃大賞応募用のあらすじ(ネタバレ注意)「浦島太郎って知ってる?」 ある日の放課後、「俺」こと嶋幻也は同じ部の女子、沖浦数葉に唐突にそんな事を聞かれる。 浦島太郎のことを最近まで知らなかったという数葉の発言に戸惑うものの、小説投稿サイトに載せるラノベのネタを考えているという数葉の話に、幻也も付き合うことになる。 浦島太郎や乙姫の正体、時間移動の理由や「乙姫様のごちそう」などについて二人は話し合う。最終的に、乙姫は病に罹った太郎を助けるために未来に送り、玉手箱は太郎を乙姫と同じ種族に変えるものであり、乙姫からのプロポーズのようなものであるとの結論に達する。 その過程で、浦島太郎を知らなかったという数葉の発言は嘘であり、その目的は水族館デートのための口実と判明した。人混みを嫌う幻也は当初は渋っていたが、女性恐怖症克服のきっかけをくれた数葉に報いるため水族館行きが決まる。 そして水族館デート当日、魚たちについての会話がきっかけで、幻也は新たな小説のネタを思いつく。そして二人は、共同執筆で投稿サイトへ挑戦することになった。…続きを読む

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