どうやら、本当の意味で追放されたのは俺じゃなかったようだ

異世界 30K Active
時間: 4 月 前
まとめ:

「このパーティーにお前のような役立たずの存在価値はない。即刻荷物をたたんでここから出ていけッ!!」――勇者が自分のものになれば王国の富と名誉を一手に握ることができる。そんな貴族の下衆な考えと嫉妬により、所有スキルが外れという名目で理不尽に追放されたが、呪術師セブルスの気持ちは晴れ渡っていた。我儘で傲慢な貴族のお守に疲れ果てたセブルスにとってその追放宣告は好都合としか言えないものだったのだ。何より自分が退けば親愛なる勇者ラウラに迷惑がかかることはない。すっかり疲れ果てたセブルスは戦いから遠く離れた辺境領で、旅の中で身につけた経験や呪術の力を生かし悠々自適なスローライフ生活を始める。しかしセブルスの才能を正しく評価していた者たちが、彼をむざむざと見放すはずがなく……?旧タイトル「劣等者としてパーティーを追放された俺に美少女勇者がべた惚れなのは間違っている。」※小説家になろうでも掲載しています…続きを読む

Top