源頼光が従者と鬼を討つ······従者も鬼ですけどね!

歴史 60K Active
時間: 5 月 前
まとめ:

※以下のあらすじにはネタバレを含みます京の都を警護する武官、源頼光(みなもとよりみつ)には鬼の従者がいる。渡辺綱(わたなべつな)、卜部季武(うらべすえたけ)、碓井貞光(うすいさだみつ)は両親が人間でありながら生まれた鬼だった。陰陽師の安倍晴明(あべはるあきら)からの特命で足柄山に向かうことになった頼光たち。そこで金太郎という名の鬼と出会い、共に殺しの常習者の修験者を捕縛することに成功する。金太郎を仲間に加えて都に戻ると、大江山に鬼の都ができていることを頼光は聞かされた。情報を持ってきたのは頼光の従者で菘(すずな)。鬼の都では人間が捌かれ、売られているという。最近まで大江山では酒呑童子と茨木童子のにらみ合いが続いていたが、ついに酒呑童子が茨木童子を追い出し、鬼の都を手中に収める。その茨木童子は京に潜伏し、人間の都を奪い取るつもりらしい。茨木童子の探索に乗り出した綱と菘。同時に本格的に鬼の都を調査する金太郎改め金時、貞光、季武の三人。調査の途中、成り行きで蕣花(しゅんか)という人間の女性を救った金時たち。彼女から聞いたのは、想像以上に凄まじい鬼たちの横暴な振る舞い。鬼の都の制圧および酒呑童子の討伐を決めた頼光たちだが問題も発生。鬼の都に行商に来る白榔(はくろう)という若者。鬼から生まれた人間。綱が白榔と接触し、『悪い鬼ばかりではない。それに都から人間がいなくなったら今度は周辺の村があぶない』と言われてしまう。結果、晴明の能力を借りて鬼の都を制圧。酒呑童子の仲間の金熊を貞光と金時が倒し、星熊を季武が倒すことに成功。しかし酒呑童子とその仲間である虎熊を倒す際、菘が命を落としてしまう。実は酒呑童子の子飼いで人食い鬼だった菘。しかし彼女が本当に守りたかったのは頼光だった。その思いを知り、死なせてしまったことを後悔しつつ、頼光は気持ちを新たにこれからも都の人々を守るのだった。…続きを読む

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