お茶会というには重すぎて、討論会というには軽すぎる。片手間座談会。
著者: 競 琴梅
時間: 4 月 前
まとめ:
これには起承転結なんてたいそれたものはありません。 賞賛されたい訳でもないし、心に響かせたいメッセージ性なんてものも、もちろんありません。 まあ、否定はされたくありませんけれど。 言うなれば――ただの愚痴。 言いたいことを言うためだけに誂えた子達が話す題材は、理解されたいけど現実では理解されない、自己顕示欲だけが膨れ上がった作者の戯れ言にすぎません。 そんな戯れ言をこうやって〝自分ではないものたち〟に語らせることで、誰かに理解されていると思い込もうとし続けた、社会不適合者の作者が書く、会話劇。 そんな半端なものでもいいのなら――「さあ、今日のお題は何にしようか」 ――一緒にお茶でも飲みながら、小話でもいかがですか?