2030年…世界の人口の5分の１の人々が、新たな遺伝子の「進化」を遂げた。ある者はこれを神の加護という。ある者は人類の進化という。ある者は厄災だという。しかしどれも共通して言えることは、「世界が変わった」ということだった。この進化を遂げた者は、通称「進化したもの《ニューエイジ》」と呼ばれ、普通の人が持たない「能力」を手に入れ、これを利用し様々な分野で活躍をしていくのだった。しかし、善の行いの反対は必ず存在し、これを悪事に使うものも現れた。そして2032年の、アメリカで起きた大規模なテロ、「進化したもの《ニューエイジ》のテロ」にて多大なる犠牲者、損害を出したことにより、「進化したもの《ニューエイジ》」への見方はより厳しいものへと変化した。…更に時は経過し2036年…世界は落ち着きを取り戻したものの、「進化したもの《ニューエイジ》」に対する偏見や当たり方は変わることはなく、悪事に使うものは年々増えていくのだった…。…続きを読む