その王朝なら六十年も前に滅びたよ

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時間: 4 月 前
まとめ:

家の借金返済にあてるため街に伝わる宝珠を探しに「宝珠の森」に来たタンザは、宝珠の代わりに、銀に光る大樹の洞の中で眠る少女を見つけた。その途端、崩壊をはじめた前王朝の遺跡から命からがら逃げ出したタンザは、放っておくこともできず少女を家に連れ帰ることにする。家への帰路、タンザの背で目覚めた少女は、彼から自分が守っていたはずの王朝が六十年前に既に滅びていたことを聞かされる。そこからはじまる新たな暮らしと、お別れの物語。※漢数字話…三人称、かな数字話…一人称(少女視点)で進みます。※タイトル日付はアドベントカレンダー対応日です。旧名 終わりの月の物語***くれは様の「カクヨムでアドベントカレンダー2021」企画参加作品です。https://kakuyomu.jp/user_events/16816700429205593518 …続きを読む

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