「……ああ、お前が居たから俺は、安心して無茶もできたんだ。――すまん」

ファンタジー 40K Active
著者: 宵白蓮
時間: 4 月 前
まとめ:

八帝の一・炎瀞帝君を祖と仰ぐ皇族・琅家。皇の傍らには常に、雷鳴帝君を祖と仰ぐ飄家の姿があった。ーー「暗黒時代」と呼ばれた珱代、「剣聖」と謳われた冷伯、隻眼の女将軍・婀禮、稀代の毒婦・明珠……。「不忠」と謗られた彼らは、如何に生きたのか――。『碧血双傳』三部作の第一。――――――――――――先皇から玉座を簒奪した脩軌とその皇后・明珠の暴政に民は喘ぎ、世は乱れていた。その頃、世間では二人の若者が、その武芸を以て知られていた。彼らの名は、琅芝蘭・飄冷伯。先皇の遺子である芝蘭は、兄弟のように育った冷伯や各地の仲間と共に、打倒・脩軌を決意し、立ち上がるが……。

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