その事件、もしかしたらサイキック犯罪かも?

超能力 290K Active
著者: 潮見若真
時間: 4 月 前
まとめ:

「お前、『サイ』?」何者かに追われる伊織を助けてくれた少年は、そう聞いた。 超能力がらみのトラブル解決を「裏の仕事」とする学園副理事長・楠見のもとに届いた、「以下の者を至急保護せよ」という謎の名簿。 楠見の命により、都内で続くパイロキネシスによる連続放火事件を追う、「サイ」の高校生ハルとキョウ。そして、高校に入学し憧れの生活を手に入れた途端、奇妙な事件に巻き込まれ始めた伊織。それぞれの事件のやがてひとつに繋がった時、その事件の鍵を握る人物とは。現代日本を舞台にした、学園&お仕事〈サイキック〉群像劇です。※  ※  ※番外編的な物語「スウィング・ロウ」完結しています。 本編より約4年前の、楠見、ハル、キョウのお話です。 独立したお話になっていますので、どちらからお読みいただいても構いません。追記:続編「プラスチック・シンジケート」も始めましたが、どれからでもどうぞ。…続きを読む

  • 1.ハルとキョウ、放火犯を捕まえる
  • 2.相原伊織、新生活は前途多難
  • 3.牧田、遅めの昼食。楠見は二人に新たな仕事を依頼する
  • 4.相原伊織、何者かに追われ逃げる
  • 5.楠見、ハル、キョウ、理事長室でドーナツを囲む
  • 6.相原伊織、少々憂鬱な月曜日を迎える
  • 7.伊織、驚愕の連続に見舞われる
  • 8.伊織、次第に冷静になり時計を見る
  • 9.伊織、「秘密」を打ち明けられる
  • 10.いま座っているこのベンチの存在を、信じるか
  • 11.ほかの誰でもなく、この人たちがいいような
  • 12.笑わない美少女。そして、パイロキネシス大発生
  • 13.船津刑事、ハルに問い詰められ、困る
  • 14.伊織、面接に行く
  • 15.伊織、面接に来たことを後悔する
  • 16.伊織、悪い夢でも見ているような
  • 17.伊織、今日一番の居心地の悪さ
  • 18.伊織、安全だと思っていた自分の部屋に、そんな
  • 19.伊織、ハルが神様に見える
  • 20.楠見、キョウの新たな目標に狼狽する
  • 21.楠見、昼休みは伊織を慰め励ます
  • 22.果たして誰が彼らをこの学校に入れたのか?
  • 23.キョウはスプーンを鉄屑にする。一方伊織は、久々に軽い気分で
  • 24.就職祝い。そしてキョウと琴子は放火犯を追う
  • 25.伊織はハルとカモミールティをすする
  • 26.キョウ、「新宿のパイロ」と対峙する
  • 27.ハルはキッチンをピカピカにする。キョウは、
  • 28.楠見、ハルの報復を恐れる。ハルは「見落とし」に気づく
  • 29.謎のDVD。そして、海沿いの街 【第1部最終話】
  • 30.伊織、ハルの真面目な顔に当惑する。楠見は刑事と睨み合う
  • 31.楠見、刑事の質問に怒る。ハルは塩を用意する
  • 32.楠見、伊織に頭を下げる。一方、二人の刑事は
  • 33.もしも超能力事件だと世の中に知れたら、とハルは思う
  • 34.伊織、それらが現実に身に起きていることなのだと思えなくて
  • 35.刑事、慌てふためく。そして少年の困惑
  • 36.アイス、中華まん、そして焼け跡で
  • 37.琴子、フジを力いっぱい睨みつける
  • 38.ネギ味噌おにぎり、「封印」、そして脳内BGM
  • 39.謎のリストとパイロキネシス。繋がる事件
  • 40.キョウ、江戸川のパイロに声を掛け、フジは火の玉を叩き消す
  • 41.嫌な夢。そして近い将来に対する憂鬱
  • 42.伊織、出ていくタイミングを失い身を縮める
  • 43.楠見、キョウに「味噌汁としての進化」を説く
  • 44.伊織、ボディーガードのガードと、小さないたたまれなさ
  • 45.月曜日の衝撃
  • 46.労働報酬。そして伊織は再び盗聴器に怯えながら
  • 47.伊織、反省しキョウに缶コーヒーを奢る
  • 48.ハル、スプーン曲げに付き合う。そしてまた、海沿いの街
  • 49.海沿いの街の悪夢
  • 50.「超能力事件」、シュレッダー、ホットココア
  • 51.キョウは怒り、そして困惑する
  • 52.楠見、「ただの楠見林太郎」の、彼らの友人としての意見
  • 53.山崎刑事、メモを見ながら語る
  • 54.切り札、揺さぶり、そしてアリバイ
  • 55.二人の刑事、予想の斜め上を行く証言に困惑する
  • 56.伊織、悩む。そして高台の住宅街、不測の事態
  • 57.彼らを繋ぐ線とは。そして、カーテンの隙間【第2部最終話】
  • 58.伊織、少々情けない気分。一方楠見は少年への説得を試みる
  • 59.ハルはあおいの「勘」を重く見る。一方伊織はあたふたと
  • 60.伊織、想像だにしえない行動。楠見は手ごたえを感じ
  • 61.伊織、この動悸の意味するところは艶めいた気持ちではなく
  • 62.「北風と太陽」作戦
  • 63.伊織、全速力で走る。楠見は正義の組織のボスになる
  • 64.伊織、根拠のない確信。楠見は正義ための証言を求める
  • 65.きみは、そのDVDを見たんだね?
  • 66.伊織の選ぶべき問題、キョウの説明するべき懸念
  • 67.伊織、もしも拒まれているのではないのなら
  • 68.全ての謎を答えに導く鍵。そして、言づて
  • 69.裕介は自分に問いかけながら。楠見はキョウに「物事の順序」を諭す
  • 70.言づて。廃倉庫。深層のリミッター
  • 71.ハルはキョウの腕を掴んだまま。伊織は暗がりに目を凝らす
  • 72.再会、告白、追っ手、そして
  • 73.伊織、緊張のあまり――
  • 74.伊織、自分を責める要素のない言葉や音の一つひとつが
  • 75.糾弾。後悔。そして慰めと謝罪
  • 76.伊織、告白する
  • 77.伊織、わがままだけれど主張しなければならないこと
  • 78.楠見、小さくはない収穫と、喫緊の課題
  • 79.伊織、それは「夢」だったのか、「記憶」なのか
  • 80.伊織、拳を握りながら話す。山崎は油断を突かれ
  • 81.白塚刑事、謎の現象に翻弄される。山崎は不信感を露わに
  • 82.楠見、内心で焦る。山崎は圧倒される
  • 83.伊織、何度目かの「残像」。山崎は逡巡の末に
  • 84.伊織、心強さと緊張と、ぼんやりする努力
  • 85.伊織、決死の説得。ハルは首を傾げる
  • 86.彼は償い、赦され、そしてやり直す
  • 87.記憶とチャイロと、子どもの情景【第3部最終話】
  • 88.「帰る」と言う勇気を、伊織は持っている
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