嘘こそが、最も基礎的で呪いの真髄

主人公最強 20K Active
時間: 4 月 前
まとめ:

ある日の夜、刀崎華奈樹(とうざきかなた)は怪異に襲われている、クラスメイトで住んでいるマンションの右隣に住む少年、五十嵐悠一(いがらしゆういち)を助ける。怪異は普段は見えないので、もうこれきりだと思っていたが、その一件以降見えることが判明した。 翌日の放課後、今度は最悪の呪詛師と呼ばれる狂谷敷阿頼耶(くるやしきあらや)に襲われていたところを助けに入り、彼が召喚した鬼を呪力を纏わせた素手と呪言という呪いで押し返した。 阿頼耶が撤退した後、華奈樹は悠一の部屋を訪ねてどうして悠一が怪異が見えるようになったのかを説明し、その原因が自分にあるとして謝罪をすると共に悠一を呪術師にするため鍛えることをその場で決めた。 次の日、華奈樹は呪術で戦う呪術師と呪具のみで戦う退魔師、それらを統括する祓魔局(ふつまきょく)から届いた依頼を悠一と共に解決しに怪異の被害の出た中学校へ行く。 そこでは学校の七不思議が怪異となって現れ、男女の生徒六名が失踪していた。何が原因で失踪したのかをすぐに突き止めた華奈樹は、階段の二つが合わさってできた怪異を使って存在しない四階にいき、そこで生徒を見つける。五人は無惨に殺された状態で、最後の一人は怪異によって目の前で惨たらしく殺されて。 その事件があってから一週間後、再び阿頼耶と見えた華奈樹は九字兼定を持ち出して戦い、熾烈な戦いを繰り広げ阿頼耶を一度殺すが、四百年前から人の魂を奪って生き続けている阿頼耶はその魂を使って殺された肉体を修復し、その後逃亡する。 二週間後、親友が過去に行った肝試しで体の中に残された呪いの残滓を辿って阿頼耶に呪われ意識を失い、親友を助けようと夜な夜な阿頼耶を捜索した。一週間探し続けてようやく廃工場にて三度目の邂逅を果たし、重傷を負いながらも辛くも勝利する。意識を失っていた親友は意識を取り戻し、連日華奈樹が住んでいる空霧市で発生していた連続殺人事件が収束し、平和が戻ってきた。…続きを読む

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