故郷を失ったジョーは、ひょんな縁から冒険者ギルドの解体を担当する職員となった。ある程度年数が経ち、変な呼び名を付けられる頃、探し人を見たという話を、懇意にしている同僚から聞くことになる。見かけた時間帯を聞いたジョーは、さっそく次の日にその場所を尋ねる。そして、そこで見掛けた人は、確かに探し人であったのだが……