いじめに加担するような形になっても、舜介を手に入れようとした桜木美緒。　彼女には、大切なものを誰にも奪われたくないという心の傷があった。　性的に積極的な宮原紗耶香。　彼女は早く大人になりたいと願っていた。※本編『恋なんてするもんか。なのに、恋をした』に登場する二人の女の子の、それぞれの物語。※一応、本編を読まなくてもストーリーがわかるように書いているつもりですが、たぶん、本編を読んだ方がわかりやすいと思うので、読んでくだされば幸いです。※時系列は　桜木（前編）が本編の始まる前。本編小五編の後に、桜木（後編）（同時進行アリ）。　宮原（前編）（中編）が、本編中二編の前。本編の最後の後、宮原（後編）（同時進行アリ）　です。