年上の美少女から父と呼ばれたい

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時間: 4 月 前
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2016年3月21日現在。10万文字を超えたため、一旦は終わりとします。今までお付き合いくださった方々には本当に感謝致します。しかぁーし、完結とは致しません。自分でもこの先があるような気がしてなりませんからね。――――――――――――――――――――あらすじ 神奈川で闇鍋マンモス校との異名を誇る『常士学園』、そこに入学した主人公『火疋澪(ヒビキミオ)』は早速学園の洗礼を受ける。【必須科目:大砲】学園の必須科目に大砲を取り扱う単位が存在していたのだ。その授業風景は大砲を鈍器の様に扱ったり、喧嘩神輿のようにぶつけたりと無茶苦茶だった。火疋はその授業の存在を観て、「……ちょっと、違う、少しおかしい、てか――変だ」異変に気付き、自分がいつの間にか【世界観がズレた神奈川】に迷い込んでいることを悟る。火疋は幼馴染『カノン』のある虚言(元の世界に戻りたければ謎の人物に当たれ)を真にし、学園一の大砲使い『大鵬ヒイロ』を尾行するのだが、結局、稚拙な尾行はバレ、ヒイロから事情を訊かれた火疋は彼女に纏わる噂を直談判で問い質した。「先輩に親が居ないって本当ですか?」ヒイロは火疋の問いを肯定し、更に「付け加えれば――」とあるキーワードを持ち出す。――零の令嬢――零の令嬢とは、学園に席を置く親が存在しない人間を指す。火疋にその存在を教示したヒイロは、他にも零の令嬢が居ること、自分は彼女達と共同生活をしていることを教え、そしてヒイロは火疋を家に連れて帰り、火疋を零の令嬢たちの父親として制定するのだった。こうして火疋は【零の令嬢】と呼ばれる少女達の父親となった訳だが、「……ちょっと、違う、少しおかしい、てか――恋だ」それはちょっと、少しおかしい恋の始まりだった。…続きを読む

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