「王子、私を甘やかさないで…」「なんで?ってか名前で呼んでよ先輩」

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時間: 4 月 前
まとめ:

秀才ディアナは、魔法薬研究所で働くバリキャリの魔法薬師だった。だが――「おいディアナ! 平民の癖に、定時で帰ろうなんて思ってねぇよなぁ!?」ディアナは平民の生まれであることが原因で、職場での立場は常に下っ端扱い。憧れの上級魔法薬師になるなんて、夢のまた夢だった。「早く自由に薬を作れるようになりたい……せめて後輩が入ってきてくれたら……」その願いが通じたのか、ディアナ以来初の新人が入職してくる。これでようやく雑用から抜け出せるかと思いきや――「僕、もっとハイレベルな仕事したいんで」「なんですって!?」――新人のローグは、とんでもなく生意気な後輩だった。しかも入職早々、彼はトラブルを起こしてしまう。そんな狂犬ローグをどうにか手懐けていくディアナ。躾の甲斐あってか、次第に彼女に懐き始める。このまま平和な仕事環境を得られると安心していたところへ、ある日ディアナは上司に呼び出された。「私に縁談ですか……しかも貴族から!?」しかもそれは絶対に断れない縁談と言われ、仕方なく彼女は意を決して受けるのだが……。…続きを読む

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