既成のキャラに似ないよう苦労しました

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まとめ:

おれのふたごの妹である曽根地直(そねじなお)が少しおかしくなったのは3年前の夏、神社のご神木に落ちた雷の近くにいて気を失ってからだった。それ以来おれは6人の違った妹がいる6つの世界で生きるようになった。高校に願書を出した日におれは、猫神・狐神・龍神、それにご神木の神に会い、その世界を統合するようお願いされた。高校の始業式の日から6日間で何とかなるのかこれ。

  • 第1話(その1) (こんにち)にゃ、(少年)
  • 第1話(その2) 待ってたよ、そのお供えを
  • 第1話(その3) 今回の件に関しますリーダー
  • 第1話(その4) 真那木沙振(まなきさぶれ)と申します
  • 第1話(その5) 私の声が聞こえますか
  • 第1話(その6) オタクの萌え豚どもにわかりやすく言えば
  • 第1話(その7) 我こそは神に選ばれし、聖なる治療師
  • 第2話(その1) お嬢さん、温かいコーヒーでもいかがですか?
  • 第2話(その2) 勝手に冷蔵庫をあけてプリンを食べる流奇奈
  • 第2話(その3) ヒトの心が読めたり操れたりするアプリとかないの?
  • 第2話(その4) 6人の妹なんて、そんなのはライトノベルかネット小説の中にしかいるわけがない
  • 第2話(その5) 作り物のバラの香りが、ほんの少しだけするね
  • 第2話(その6) 60年余にわたる民主主義と平和が産み出したものは何だと思う?
  • 第2話(その7) なにその格好? キャラ立て?
  • 第3話(その1) いったいどうやって、何を餌に釣ったのよ
  • 第3話(その2) そうなんですか。帰り道で遭難ですか。
  • 第3話(その3) ほら、この鉢植えをちゃんと見て。パセリ、セージ、ローズマリーとタイム。
  • 第3話(その4) 私たちの痴話喧嘩を立ち聞きしているお前らはいい度胸だな
  • 第3話(その5) 先輩たちの「スカボロー・フェア」の解釈にはちょっと一言言いたくて
  • 第3話(その6) ふふ、倒せるかな、君たちに茶道部部長を
  • 第3話(その7) そうだよ、猫神様って耳がいいんだよね!
  • 第4話(その1) ここは北京であなたは北京原人
  • 第4話(その2) このクラブはもうおしめえだ
  • 第4話(その3) 茶道部って、なんかこう、ゆるい人たちが集まって、ゆるい話をするイメージがあるじゃん
  • 第4話(その4) この、死なない程度に体調悪くなる、という微妙なさじ加減が難しいんだ
  • 第4話(その5) 先輩は、戦う相手と居場所が欲しくてこんな風になっただけじゃん
  • 第4話(その6) あなたはいつも正しい道を選ぶ人で、だから私たちはあなたを選んだんです
  • 第4話(その7) 狐は「神の中ではもっとも普通でおいしい」?
  • 第5話(その1) はじめて見たときからきみのことが好きでした、青っぽい後輩!
  • 第5話(その2) 好きになってもらいたい人は、そのために頑張らなきゃいけないんだよ
  • 第5話(その3) なんだよその、ひとりごちた、って日本語は
  • 第5話(その4) ダイヤモンドみたいな強さ、っていうか硬さは、本当の強さじゃないと思うんだ
  • 第6話(その1) どうせまた、スーパーヒーローの話か、ハーレムアニメみたいな話を考えてたんでしょ
  • 第6話(その2) 砲丸投げは10メートルぐらい? 20メートルぐらい?
  • 第6話(その3) おれたちと勝負とはちゃんちゃらおかしいぜ
  • 第6話(その4) わたしたちの神の力を見せてやろう
  • 第6話(その5) モブにまぎれてて今まで気がつかなかったよ
  • 第6話(その6) しょうがないな、わたしたちの負けということにしておいてやる
  • 第6話(その7) 道場破りですね!
  • 第7話(その1) 不思議なご縁であなたと勝負しなければならないことになりました
  • 第7話(その2) こういうのは、猫がネズミを取るときみたいに
  • 第7話(その3) 「おかえりなさい」と、席夜さんは言った
  • 第7話(その4) 席夜さん、この本ってひょっとして運動のために借りてるの?
  • 第7話(その5) お前、知ってるの、真部岡さんの正体を?
  • 第7話(その6) 結婚できるほうの妹ですよ?
  • 第7話(その7) 言われておれは過去テキストを見た
  • 第8話(その1) 研究所の実験失敗で、魔界の門とかでも開いちゃったのかな
  • 第8話(その2) 一応メールで連絡したんだけど、見てなかったかな
  • 第8話(その3) お前が正の神とか言うのなら、私は悪魔になったってかまわない
  • 第8話(その4) 向かって右の流奇奈は、向かって左の今日の妹より強いことになってる
  • 第8話(その5) 心臓マッサージは『ステイン・アライブ』を歌いながら
  • 第8話(その6) いいのか、ええ!? そんな遺言で!?
  • 第9話(その1) バッグは昨日の衛生兵バッグなんだな
  • 第9話(その2) サンドイッチは利き手でないほうで持つのがマナーなんですよ
  • 第9話(その3) お前の恋愛脳では、愛とか恋とかどうなってるの?
  • 第9話(その4) このソファ、ほんの少しだけど飼い主の匂いがする!
  • 第9話(その5) 物語部なんて、そんなものはない!
  • 第9話(その6) ここのところ、もう一度見せてもらえませんか
  • 第9話(その7) このとおり、机の上にはうっすらとホコリが溜まっております
  • 第10話(その1) きみ、映画1000本ぐらい見てる?
  • 第10話(その2) この映画を何十年、何百年単位で語り継がれる映画にするために
  • 第10話(その3) 我々は…我々の…我々に…する!
  • 第10話(その4) さぁさはじまる夏だよ 夏休みだよ
  • 第10話(その5) 昨日は兄がいろいろお世話に
  • 第10話(その6) 物語部が存在しないなどとは、とんだ寝言だな
  • 第10話(その7) SF映画ミステリー&お菓子研究会ならあるよ
  • 第11話(その1) 先輩が去年、修学旅行で買ってきてくれたんだ
  • 第11話(その2) 黒幕の正体を探ってください、お願いします!
  • 第11話(その3) ここはワタシに委(まか)せて!
  • 第11話(その4) よお、昔のおれ
  • 第11話(その5) これは小松左京も、初期長編の中で出した霊具なんだが
  • 第11話(その6) 今日はだいぶ儲かりましたよ!
  • 第12話(その1) 今夜の夕食は…普通のオムライスとか?
  • 第12話(その2) あ、いいな、愛妻弁当なんだ
  • 第12話(その3) いやあ、久しぶりだねえ。オリンピックの時以来だ
  • 第12話(その4) 悪役部って、どんな活動をするんですか?
  • 第12話(その5) あいつが来るのか、あいつが!
  • 第12話(その6) こんな話で成仏できるかっ!
  • 第13話(その1) はじめて「みーちゃん」って言ってくれた!
  • 第13話(その2) 1200年分の王国の歴史を作った
  • 第13話(その3) 向かって右側の人が左側の人と握手すると、右側の人がえらいように見えるんです
  • 第13話(その4) アニメでは一番最後に出てくる最強の敵じゃん!
  • 第13話(その5) ああ貫一さん、どうしてあなたは貫一さんなの
  • 第13話(その6) 松平さんの「クリムゾン・キングの宮殿」の解釈にはちょっと一言言いたくて
  • 第13話(その7) それでは、この物語の鍵となる、黄色い道化にご登場いただきます
  • 第14話(その1) 席夜さんがこの話を作ったというのは本当なの?
  • 第14話(その2) 物語の登場人物が物語を作れるわけないじゃないですか
  • 第14話(その3) 私のミステリーは私による「ミステリー三原則」に従って作られるので
  • 第14話(その3) 自分にはどんな記念品と物語をくれるのかな
  • 第15話(その1) お待たせしました、悪役部隊参上です
  • 第15話(その2) おれの妹は、そんなことは言わない
  • 第15話(その3) それから、町に巨大なウミウシが出現し、私たちは戦ったのです
  • 第15話(その4) ごつごうしゅぎてきって何?
  • 第16話 日曜日はおまけの一日(用意された二つの結末)
  • 解説者と分析者のためのあとがき
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