サンタクロースを大人になるまで信じていたどこか天然な勝気な女性と、人当たりがよいけれどサンタクロースを信じていなかった男性。とあるきっかけで、二人が一緒に働く事になって、幼馴染だった二人がもう一度、きちんと向き合う物語。＜登場人物＞・斉藤ゆかり（さいとう　ゆかり）26歳、女性。初め外資系IT企業のセールスとして新卒で就職し、部署の解散に伴ってMRへ転職する。その後、そこも辞めて幼馴染の耕太が薦めた国際物流局で働く事になる。サバサバとして陰のない女性だが、どこか天然さが残る。・久留米耕太（くるめ こうた）25歳、男性。物流局の管理課に勤める青年。ゆかりとは幼馴染で、彼女が物流局で働くきっかけを作った。ゆかりちゃんと呼ぶときとゆかり姉と呼ぶときがある。本人的にはきちんとした使い分けが出来ているらしい。